男女の出会い

女性はけっきょくは働きに出たくはないんだ
もう一つのサムソンたちがよく使う理屈は、女性が経済的に平等になるのを妨げているのは女性自身であるといった議論です。たしかに、世の中には働きに出る事を好まない女性が多いのは事実です。ですから、そういった場合、「仕事につくことをおれが止めているんじゃないよ。女性の方が働く事に関心がないからなんじゃないか」と言う男性の意見は、まさにその通りだといえます。しかし、都合のよい理屈に基づいた意見を言うサムソンの場合はちがいます。「いつも家にいると気が滅入ってしょうがないから、外に働きに出たい」などと言う妻の言葉は耳に入らないのです。もっと正確にいえば、言葉は耳に入ったとしても、妻の言葉を信ずるようなことはしないわけです。このような男性は、実は自分の中にある恐れの気持ちを他に転嫁しているのです。「自分は怖い」と率直に言うかわりに、「妻はほんとは経済的な自立に興味がなく、心の底ではおれに依存したいのだ」と思いこむ事によって、その恐れの気持ちを合理化しているのです。このようなご都合主義はかなり高給をとる男性たちの問に多く見られます。そして、それはいわば経済的な買収という現象が多いのです。こんな例があります。ニューヨーク市のウェストサイドでのある会合で、そういう男たちと出会いました。そこで会った男たちはみな三十代の中ごろで、かなりいい仕事につき、高給取りでした。その中のダンは株のアナリスト、ノーマンは皮膚科の専門医、ロイドとサルは弁護士という、それぞれ立派な仕事についていました。彼らは一様に、自分たちの妻を優遇している事を誇らしげに語るのです。豪華な住宅にそれぞれ住んでいる、子供たちを私立の学校に通わせ、夏休みには金のかかるサマーキャンプに行かせている、そして、その間、妻たちはサマーリゾートでぜいたくなバケーションを楽しんでいるなどについて語りながら、自分たちは妻が望むことはすべてかなえてやっていると誇らしげにしゃべりつづけたのです。「私の妻が働きたいなんて考えられるかね。だいいち何ができるっていうのかね。たかが年収一万五千ドルのためにだれかのために働くなんて考えられないね。だいいち、そんな金は、私が稼ぐ金に比べたらはした金だぜ。そんな安い給料しかとれないんだったら『彼女はむしろ、劣等感にさいなまれるのが関の山だよ」とロイドは語ります。

自信を強める手法

恐怖心にとらわれている患者に対してセラピストは自信を強めるテクニックをよく用います。まず、恐怖の心のあるがままの実態を認識する大切さをセラピストは訴えます。
たとえば、飛行機に乗るのが恐ろしい患者の場合に、説得されてほんのわずかの距離だけ乗る決心がついたとしましょう。その時に運悪く、嵐に出会い、飛行機が揺れるといった経験に出会いますと、おそらく、二度と乗りたがらなくなるでしょう。反して、揺れもなく爽快な飛行に出会いますと、次に乗る時には、さほどの恐れを感じなくてすむと思われます。

これと同じ事象が女性を恐れる男性にもあてはまるのです。サムソン的態度を放棄した後にその相手を拒否したりすると、相手はあなたとの出会いの前より以上に防衛的になり、あなたから身を引いたり、関係を断つ結果をもたらすことになってしまいます。逆に、より多くの愛情を注ぎ、より多く尊敬していることを示すならば、あなたに対する相手の男性の恐れの心は消滅するようになるわけです。しかし、残念ながら、多くは「いちいち行動に適応するなんてできない」といった態度を示します。恐れの心を克服するための並大抵ではない苦悩を理解しない女性が多いのです。結果として、男性たちは自分の努力が正しく評価されないという思いを抱き、防衛的態度を放棄することは無駄であると思うようになってしまうのです。

もしも男女の出会いを果たしたいならば、全身に自信オーラを身にまとうのが大切だと私は考えています。男女の出会いは、合コンしたりお見合いしたり、友人からの紹介を受けたりする事だけが出会いのパターンではありません。他にどんな出会いのパターンがあるのかというと惚れさせることも大事な出会いのパターンです。今まであまりモテた経験のない人は自分が女性を惚れさせる事なんて出来ないと考えるかもしれませんが、決してそんなことは無いと思います。たとえ外見がちょっとカッコ悪くてもお金を持っていなかったとしても、自信に満ち溢れている男性はなぜか魅力的に見えるものなのです。そうして1人の異性を惚れさせればさらに周りの異性も憧れを持って接してくるようになりそうすれば自然と男女の出会いは増えていくものだと私は思います。

確かに今まで自信のなかった人が自信を持つのは簡単ではありません。しかし、男女の出会いを増やすためには絶対に必要な事ですので、もしも男女の出会いが少ないと悩んでいる男性はとにかく自信を持ってください。